職人ワザの未来

【左手で見ないで電卓の高速打ち】が出来る「おおさか総合起業家支援センター」の佐藤です。

 

数年前から資産家の顧問先さまからのご依頼で、相続・事業承継対策を兼ねて、資産の組み替えのお手伝いをさせていただいています。

組み替えた資産の経理の仕訳が分からないとご相談を受けて、経理チェックをさせて頂きましたので、久しぶりの左手での高速電卓打ち。

経理担当から「おおっ❗️早い、凄いな❗️」と驚愕の賞賛。
片っ端から間違えを見つけて訂正していく姿に「職人ワザ!?やな」と。
私は亡き師匠税理士から、「経理のチェックはこうやってするんや!」と一から教えて頂きました。
そして誇りを持って、職人として仕事をしていました。
一時期、電卓の両手打ちもしていたぐらいです(苦笑)
いまは経理は税理士に任せて、「私は経理は苦手なんです」と新規のお客様には言っていますが、実はある意味、突出している自覚はあります。そして瞬間に間違いを見つけるのも得意です。
自慢にもなりませんが、一般的な会計事務所職員の3倍のスピードで経理が出来る自信はあります。
ただ早過ぎる経理処理は正確とは真逆なるのが常とも言えます。大きな間違いはもちろんしませんが、経理は雑いですね…(苦笑)

そういう意味では、10年間亡き師匠税理士から経理を叩き込まれたので、私は経理の職人でもあります。
ただこの職人ワザは、残念ながら近い将来にAIに置き換わると思っています。

話は戻りますが、お客様のご依頼を受けた経理チェックをしながら、家賃交渉の相談、生命保険の相談、今後の相続対策の相談等、コンサル業務も電卓を打ちながら並行でさせて頂きました。

コンサルタント業務、こちらはまだまだAIに置き換わることはないでしょう。
お客様の資産だけでアドバイスをしているのではなく、お客様の性格や好み、価値観まで加味しながらアドバイスをしているからです。

同日の午後に、新規お問い合わせのお客様との会談。
一番のお悩み事は、保険未加入事業者で加入しても業務を続けることが出来るのか分からないという相談。
「いろんな方に相談をしたが、明確な回答を得ることができなかったので来ました」と、藁にもすがる思いで来られたお客様でした。

1時間の無料相談で来られましたが、実はハイレベル案件(苦笑)
税理士業務と社労士業務、更にコンサルタント業務の知識が必要な案件でした。

もちろん、お客様はブラック企業の自覚があるので、最低限の情報しか提出してくれませんが、そこは経理の職人ワザを持っているからこそ、その場で適切な質問をして瞬時に企業の現状を把握。
更に、保険に加入しても成り立つ方法を伝授しました。
悲壮感漂って来られたお客様が帰りには和かな顔で帰られる姿を見ると、やはり嬉しいものです。

経理の職人のワザは、いずれAIに置き換わるでしょう。
ただお客様とヒアリングしながら、現状を把握する能力は、まだまだAIに置き換わることはないでしょう。

淘汰される職人ワザも応用さえすれば、まだまだ活用出来ると実感。

10年以内にAIで無くなる職業も一緒懸命働いて職人ワザまで極めれば、いくらでも応用が効きます。
何でも職人ワザまで極めればスキルになります。
スキルは応用が利きます。
過去のスキルが出来る人は少数しかいませんので、現在のスキルと組み合わせれば、過去のスキルを出来る人は少数ですので、すごい価値が出てきます。

いずれ過去の遺物となる職人ワザも、きちんと利用価値があると認識することで、進むべき道は何かが見えてきますね。

だから、人生に無駄なんて何もありません。全てどのように受け止めるかが大切です。

無駄だったと感じた経験からも、得られること、応用出来ることは、たくさんあると思います。

2018年11月28日 | カテゴリー : 起業家スピリッツタグ: , ,