指導者として、経営者と会うことの大切さ

2017年よりセミナーや研修を受けまくっていたことを思い出した、おおさか総合起業家支援センターの佐藤です。

 

こちらは2017年6月14日の記事になります。

読み直すと、熱い、熱い想いでいっぱいですね!

合理化という名の元、人をないがしろにする経営で成功している先生たちの研修を受けた後で、憤りがあったので書いた記事ですね。

今読み返すと、某大手税理士法人の宿泊研修で言っていることと、殆ど変わらないかもしれません(苦笑)

あとはサービスの質を上げるためには、客単価を上げないといけない。

そこを具体的にどのように工夫してお客様に納得していだだき価格を上げるのかについて、悩んでいた時期でした(笑)

その為に、行きたかった研修やセミナーは全て受講して、知識を蓄えました。

いまやっとわたし自身の中で、納得いく結論が出ています。

結論にたどり着くまでに、1年半の年月が必要でした。

以下、過去のブログ記事になります。

 

今年も六月に入り、税理士業務の繁忙期が終わり、会計事務所向けのセミナーも活発になっています。

大阪総合労務会計事務所でも、税理士業界や会計ソフトの情報収集から、今後の税理士・社会保険労務士事務所の方向性を決めて、そして私たちが求める人材を将来採用するために、時間の許す限り積極的にセミナーに参加するようにしています。

そのセミナーの中の大手会計事務所の成功事例で、経営者と会うのはコストだと話している先生やコンサルタントの多いこと…。

確かに会計事務所の規模が大きくなればなるほど、全ての経営者と会うのが難しくなるのは理解できます。

そして、経営者と会う時間はコストという考えがあるのは、ある側面だけを見るとそのような考えになるのも理解できます。

ただ大阪総合労務会計事務所は、なるべく経営者と会う方針でいます。

私たちが経営者と会って話すことで、商売の状態を数字だけではなく、私たちも肌で感じることが出来ます。

そうすることで、経営者により役立つ情報を提供できたり、会社がより良い方向に向かうお手伝いをすることが出来ます。

そしてこれが何より一番大切だと感じていますが、経営者のモチベーションを上げることが出来ます。

私たちは記帳代行業務や申告業務だけをするのは、最低限のサービスだと考えています。しかしその先をする為には、お客様との信頼関係を築かないと提案することは難しいのです。

最近ではお陰様で、新規のお問い合わせも増えていますが、不安いっぱいの表情で事務所を訪れた経営者が、帰る時には笑顔と笑いで全く違う表情になられるのを、何度も目の当たりにしています。

この仕事を選んで良かったと思う瞬間です。

何度も言いますが、だから、大阪総合労務会計事務所では、経営者と会うことは必須と考えています。

顧問契約させて頂いた会社の会計、税務、労務のサポートをすることも大切ですが、私たちを選んで下さった経営者の心の不安を少しでも解消させて、更に笑顔になって頂きたいと願っています。

またセミナーで大手会計事務所の顧問先様との解約率や廃業率を聞くと、私たちの顧問先様の実態とは、余りにかけ離れた大きな数なので驚きます。

大手会計事務所では解約率や廃業率が高くても、集客に多額の資金を投入しているので、新規契約率も非常に高く、顧問先様が入れ替わってもいいという考えで運営されています。

解約率よりも新規契約率が高ければ、会計事務所は拡大していきます。

しかし、新規契約して頂いた経営者へのサポート不足で廃業率が上がり、更に何もしてくれないという満足度の低さでの解約率の高い状態が続くのでは、余りに悲しい、そして会計事務所を信頼して仕事を依頼している経営者に対しても失礼だと思うのです。

そしてそんな大手会計事務所で働いている職員も、機械的な対応ばかりをお客様にして心を痛めているのです。懇親会の席で、こんな事を会計事務所でしたかったのではないと嘆いている職員と何人出会ったことか…。

会計事務所に対するお客様の満足度が低い場合、職員の満足度も低くなって、離職率は高くなります。

逆に会計事務所に対するお客様の満足度が高い場合、職員の満足度も高くなって、離職率は低くなります。

人は、お金の為だけに働くことは出来ないのだと思っています。

経営者から喜んでもらえれば、それは仕事に対する充実感や満足度になります。

だから長期的な視点では、お客様の満足度が高い会計事務所を目指すことで、結果職員の満足度も上がり、職員の離職率が下がる。更にハイレベルの仕事をする事で職員のレベルも上がり、結果的には新規契約を受けることが出来て、会計事務所も拡大でき、より好循環になると考えています。

そして多くの会計事務所が職員不足になっている時だからこそ、今までのやり方を見直す時期にきていると思います。

いままでのベルトコンベアー形式の低価格路線の方針を改めて、お客様と一緒に成長していく方針で経営していくことが、大手会計事務所よりも小さな会計事務所では本当に大切になっていくと思います。

記帳代行業務メインの低価格路線は、いずれ会計ソフト会社が本気で記帳代行業務を始めた時点で、小さな会計事務所は遅かれ早かれ淘汰されるでしょう。いま会計ソフト会社が大手会計事務所と組んで記帳代行業務に乗り出しているという話も届いています。

お客様を大切にしない、職員を大切にしない会計事務所に未来はありません。

会計事務所が大きくなれば、それで成功ということをセミナーではよく聞きますが、私たちは選んで下さったお客様と職員に対して、満足して頂くことの方が大切だと思います。

話が逸れましたので戻しますが、経営者と会う時間をコストと考えず、経営者と信頼関係を築く大切な事と考えた方が、結局は経営者にとっても会計事務所にとってもプラスになり、明るい経営者が増えることで元気な中小企業が増えるのです。

そして最終的には、そこで働く社員の方々も守ることができます。

私たちは「経営者」、そして経営者のご家族が幸せになって頂くことはもちろん大切ですが、「社員」、そして社員のご家族まで幸せになって頂きたいと願っています。それが本来の組織、つまり企業の姿だと思っています。

大阪総合労務会計事務所では、せっかく御縁があってお付き合いをさせて頂いている経営者には一人でも多く、ビジネスの世界でも成功して頂いて幸せになって欲しいと願っています。

これからも経営者と会う時間は、ビジネスパートナーとして大切な時間だと信じて、大阪総合労務会計事務所は未来を見据えた経営アドバイスをしていきます。

最後に、大手会計事務所に対して、厳しい意見を書いてしまいましたが、全ての大手会計事務所が該当しているわけではないことを誤解のないように補足しておきます。

2018年11月16日 | カテゴリー : 起業家スピリッツタグ: ,